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アダルトグッズ店にて

カランカランカラン
大人のおもちゃ」と書かれたスモークガラスのドアが開き、一組の男女が入って来ました。

「ねぇ~本当に見るだけよぉ~」

派手目の化粧をした女が、男の肩にしなだれかかるように言います。

「ああ、見るだけ、見るだけ。だからよぉ、ちょっと見てみようぜぇ」

いかにもチンピラ風の男が、笑いながら言いました。

風俗嬢』と、その『ヒモ』と言う所でしょうか。

誰もが働いている昼日中のこんな時間に、田中の店に入って来る様な連中には、こうした人種が多いと言います。

『彼ら』、『彼女達』の勤務時間は『夕方から深夜にかけて』と言うのが普通ですから、仕方の無い話ではありますが。

田中様は奥のカウンターに座ったままです。何か本でもご覧になっているようでして、入って来た男女のお客様をチラリと一瞥すると、再び視線を下へと落とされました。

この種の店では、普通の商売と違って、客と目を会わさないようにするのが、マナーなんです。

「すっご~い、こんな大きいの本当に入るのかしらぁ」

陳列棚に飾られた『ビッグボーイ』なる輸入バイブを手にとり、女の客が言いました。

「バーカ、そんなヤツぁ大した事無ぇ。もっと凄ぇのがあんだぜ!」

男の客が笑います。

その視線の先には、総レースのビキニバタフライがあります。ストリッパーが身に着けるようなエロティックなデザインでした。

前と後ろがパックリと2つに割れており、脱がなくても『用』をたせる構造になっていました。

「キャッ、アンタ何見てるのよぉ~、スケベねぇ~」

男はヘヘヘッと笑いました。笑いながら男は、今度女に『是非着せてみよう。』と思ったようです。


「へぇ~外から見るよりは結構広いんだぁ。」

店内をゆっくりと見回しながら、そのカップルは奥へ奥へと進んで行きます。

様々な淫具を眺めては、一種淫靡な笑みを浮かべていました。

 

その時の事です。

「ねぇ何か聞こえない?」不意に女が言いました。

「いや俺には何も」

男の方が、もう一度耳を澄まします。

ジーッウィィィンウィィン

微かですが、二人の耳には、確かにモーターの振動音が聞こえていました。

「待って.。確かに聞こえる。」

「エアコンとか、空調の音じゃ無いのか?」

「ううん、違う。壁や天井じゃ無いわ。もっと近い。まるで部屋の中で響くようなそんな音」

「何だって?」

2人は目をこらしてもう一度店内を見渡しました。

店の奥のカウンターには商店主らしき中年の男。

棚の上に陳列されたバイブ等の、アダルトグッズの数々。

エロティックなランジェリーや、ボンデージウェアなどを着せられた、幾つかのマネキン人形。

『怪しい』と言えばどれも『怪しげ』だが、ごくごく普通のアダルトショップの構造であり、

特に異常な点は見あたりません。

それでもなお、2人は音の発信源を求めて、もう一度店内を見渡しました。

店内は昼でも暗く、薄暗いスポット照明だけが頼りです。

この静かな空間の中で、一つだけ蠢く物体がありました。


「ネッなあに?アレ?」

 

女の指さす先には、全身ボンデージ衣装を身にまとい、膝に装着された器具によって股間を大きく開かされた『奇妙なポーズ』を取っている『マネキン』がありました。

女の聞いた音は、そのマネキンの股間にねじ込まれ、ベルトで固定されている『極太バイブ』が、奏でる旋律だったのです。

「なんだ。ただのマネキンじゃねぇか。驚かせやがるぜ。」男がせせら笑います。

「違う生きてるあのマネキン。」

「まさか」

男女がマネキンに近づき、じっと見つめています。


ふぅぅうぅぅ~

白い胸が上下に隆起し、その額には汗が浮かんでいます。アイマスクとマウスギャグで顔の半分が隠されている為に、表情こそ見えませんが、ボンデージ衣装のディスプレイと思われていた人形は、明らかに生きた人間でした。

「いっ生きてる」

「ああ。コイツは人形じゃ無い。生きた人間だ。」

女がマネキンの腹部を撫でると、マネキンの肌がピクリと動き、ピクリと腰を引くような動きを見せます。

勿論、『人間マネキン』はガッシリとした金属製の台で固定されており、それ以上動く事は出来ません。こうして、僅かに身体をくねらせるのがせいぜいの事でした。

「驚いたなぁ。この店じゃ、生きた人間を展示用に使ってるのかい?」

男が店主:田中様の方を振り向きます。

その視線に気づいたのか、今まで顔を伏せていた田中様が顔を上げ、男女のもとへ近づいて来ました。

「いらっしゃいませ。いかがでしょう?ウチの商品はどれもマニアックなものが揃ってますでしょう?」

「いやこのマネキンなんだが。」

「ああ、ボンデージ衣装展示用のマネキンですね。こればかりはお売り出来ませんが、何か粗相でもございましたでしょうか?」

「いや、違うんだ。まさか生きた人間をマネキンに使っているなんて思わなかったんでネ。」

「ああ、コレですか。まあ、あまりお気になさらないで下さい。」

「気にするなって言ったって、普通気になるでしょう?この衣装、SMなんかで使う、ボンデージ衣装じゃない。しかも、ただの構造じゃ無いわ。」

「ヘヘヘお気づきになられましたか?さすがお目が高い。」

乳房とウェスト、そして股間を引き絞る様に締め上げるベルト、それぞれには小さなカギがつけられ、自身の力では、絶対にはずせない構造になっています。

加えて、女性器と肛門の当たる所に装着されたリング。

膣と肛門を拡げ、その内臓まで常時剥き出しにするような構造になっており、女性にとって最も羞ずかしい部分を白日の下に晒す事が出来るよう、加工されていました。

そして股間に装着されたバイブ。これは商品ディスプレー(展示)の範疇を越え、もはや一幕の『SMショウ』になっていました。


「なっ.何でこんな事をしてるんだ?」

「理由?理由ですか。ウチは何でも『ホンモノを売る』事をウリにしてましてね。それを証明する為に、一度商品をお試し頂いてから、ご購入頂くようにしているんですよ。

まあ、考えても見て下さい。スーパーに行けば試食コーナーがあり、カーショップには試乗車が置いてある。商品を買う前に、試しに使って見ると言うのは、言わば世の中の常識だ。ところが、我々の業界の商品だけはなぜか違う。だから通販などで手元に送られて来た商品を使ってみて、初めてイメージとの違いに気づくんです。例えば、バイブ一つとって見ても、商品によって、そのクネリは違う。浣腸器だって、お相手の方に使う前に、一度どれくらいの効果があるのか、試してみたい御仁もいらっしゃるでしょう?」

「まそれはそうかもしれないな」

「しかし、ウチの様な店だと、なかなかアベックじゃ入りにくい。たいていは一人でお見えになるケースが殆どです。しかしそれだと、商品をお試し頂くと言うわけにはいかなくなる。

買った後に『やっぱり違う』と返品に来られても、ウチとしては困るんでね。そこで、お買い求めになる前に一度商品の効果をお試し頂こうと、ディスプレー兼、試供品モデルを使っているわけでして。」

「つまり、買う前に、この『マネキン』を使って、商品の効果を試す事が出来る。そう言う事か?」

「ええ、まあ、そう言うわけです。一万円以上お買い求めの殿方には、『リラクゼーション・サービス』も洩れなく付けております。」

「何だぁ、その『リラクゼーション・サービス』ってのは?」

「フフフ。いや、男性のお客さんの中には、商品をお試し頂いている最中に昂奮して、身体の一部が『緊張』なさる方が結構いらっしゃいましてね。まさか、そのままの格好で店をお出しするわけにも行かないんで、マネキンを使って、リラックスしてからお店を出て行って頂こうと言うわけですヨ。ま 一種のマッサージと思って頂ければ。」

『身体の一部が緊張する』と聞いて、男が苦笑いをしました。

確かに、アダルトショップから出てきた男が、ズボンの前の部分にテントを張りながら歩いていたら、異常な風景に違いありません。

「つまりその何だ。『緊張』をほぐす為に、抜いてくれるって言うわけかい?」

「ええ。」

「ねえ、それってさぁ、風俗じゃ無いの?ヤバイんじゃない?」すかさず、女が問いかけた。

さすがに『同業種』だけあって、指摘に厳しいものがあります。

「いえいえ、皆様の商売を荒そうなんて、そんな気はさらさらありません。コレは、あくまで『陳列用のマネキン』なんでネ。人間と思えば、腹も立つでしょうし、嫉妬もするでしょうが、これはマネキンなんですよ。言わば道具だ。スッキリさせる為の排泄道具と言う点から言えば、『便器』と思って頂いても差し支えありません。?ダンナさんがトイレでオナニーしたとしても、『便器』に向かって嫉妬する奥さんはいないでしょう?奥さんがバイブでイったとしても、バイブに嫉妬するダンナはいない。それと同じで、マネキンは単なる排泄の道具と思って頂ければイイんです。」

「なるほどねぇ~便器かぁ」

皮のブラジャーから絞り出された、マネキンの乳房を男がギュッと握りしめます。

マネキンがイヤイヤをするように首を振ると、開け放たれたままの口から、一筋の精液が洩れました。

よく見るとマネキンの口、マンコ、そしてお尻の穴の随所の穴から、男性の放った精液が洩れ出しています。器具を使ってこれらの穴を拡げっぱなしにしているのは、一つにはマネキン自身の羞恥心をかきたてる為でしたが、もう一つの理由は、常時拡げておく事で、体内に溜まった精液が内部に滞留しないよう、精液の排出を促す為でもありました。

つまり、『垂れ流し』です。

「いかがです?商品をお買い求めになり、一本抜いて行かれませんか?お連れの方がいらっしゃる手前、さすがに下半身を使うのは憚られましょうが、上の口の方なら、問題無いでしょう?」

男は連れの女の方を見ました。『一発くらいならイイダロウ?』そう言いたげな顔です。

食指を動かした事でヤキモチを妬かれ、キッと睨まれると思いきや、意外に女の表情はそうでもありません。

「そう言うサービスつきなら、ちょっと試してみてもイイかな?」

「おい、いっいいのかよ。」男がゴクリと唾を飲みました。

「いいんじゃない。勃ったら、勃った時の事よ。この公衆便所人形に抜いて貰えばイイじゃん。

それより、バイブの方よ。自分じゃ試すわけにいかないから、今まで買った事無いけど、一度アメリカンサイズのバイブって試してみたかったんだぁ。気持ちいいなら、今度使って見てもいいしさぁ。」

「オイオイ」男が呆れた様な表情を浮かべています。

いざとなると『性(セックス)』に対しては、男より女の方が貪欲なんです。

「ねえ、買うかどうかはマネキンの反応次第なんだけど、ちょっと試させて貰っていいかなぁ。」

「どーぞ、どーぞ。ヘッヘッ」

女は、棚に並んだ何本かのバイブを手に取り、品定めを始めました。

「うーん、これがいいかなぁ。それとも、こっちかなぁ。」

入って来た時には、『見るだけよぉ』と、あれほど消極的だった女が、今は積極的に男をリードしています。

勿論、店に慣れた事もありますが、やはり『生きたマネキン』に対する対抗意識がムクムクと沸いて来たせいもあるんだと思います。

『女と言う生き物』の、『業の深さ』なのかもしれません。


「ねえ、今そのマネキンに入ってるバイブとこっちのバイブ、どっちが大きいかなぁ。」

「さようですね。お姉様のお持ちの方がカリが一回り大きいかと」

「ふうん。やっぱコッチかぁ。イイなぁ~、ウチのケンちゃんも、これぐらいカリ高だと気持ちいいのになぁ」

「オイ、そりゃアンマリだろうが。俺様のシリコン竿で毎晩ヒィヒィよがってるのは一体誰だよ。」

「何言ってるのぉ。感じてるフリしてやってるだけなないの。そんな事にも気づかないのぉ。」

「いっいや。」

「前戯だって、いい加減だし、ペロペロの方だって、『ひとにやらせてばかり』で、自分からはちっともやろうとしてくれないし」

「そんな事ぉ、こんな場所で言わなくていいだろうがぁ。」

痴話喧嘩が始まりそうになった所で、田中様が中に割って入りました。

「いかがでしょう?全てお試しになりますか?」

「うん」と2人が同時に答えた。

 

ブィーンブィーン

ピチャピチャ

『マネキン』は店内にある応接用のテーブルの上に四つん這いにされていました。

勿論、その姿は外部からは丸見えで、唯一頭の部分だけが衝立で隠されています。。

その衝立の上から、先ほどのヒモ男が顔を出し、悦に入った表情をしていました。

マネキンの尻の方に立っているのは、先ほどの風俗嬢風の女です。女は購入予定のヴァギナ用とアナル用、2本のバイブをその手に握り、マネキンのオマンコと肛門を抉る様に、交互に突き立てていました。

「そうです。そこでクリトリスを刺激しながら、お尻の方の内壁に当たるように擦り上げれば、より快感が高まるんですよ。」女のわきで効果的なバイブの使用法をレクチャーしているのは田中様。

そして、衝立の向こうでマネキンの開けっ放しの口に、自らのシリコンペニスを挿入しているのはヒモ男の方でした。

「ねえ、気持ちいいの?気持ち良かったら、アタシのダンナも気持ち良くしてあげて!」

女は笑いながら言いました。

金属の環で強制的に口を開口されている『マネキン』に口をきく事は出来ません。

故に女の反応をみる為の『テスター』として、自分の亭主の男根を使う事で、その反応をみようとしたのです。

上の口にはホンモノのペニス、そして下の口と肛門にはそれぞれ別々のバイブを突き入れられ、否が応でも『マネキン』は反応せざるを得ません。

目隠しをされ、暗黒の世界でさまよう事を強要されているマネキンにとって、その状態は、3人の男に同時に三つの穴を攻撃されているのに等しい事でした。

「おぉっあうっこりゃたまらねぇ」

あえぎ声を上げる代わりに、口の中にネジ入れられたペニスを舌先で舐めしゃぶる事で、反応するマネキン。

やがて身体を出入りするバイブの動きが激しくなるにつれ、マネキンの動きも激しさを増して行きました。

朝からずっと店内に陳列され、客のいない間も股間にねじこまれたバイブを味あわされて来たマネキンにとっては、もう何十回目に相当するアクメの瞬間です。

やがて男はマネキンの髪をわし掴みにすると、ひときわ大きな声を放ちました。

「あぁーふぅぅー」

ビシュッビシュッ


男がマネキンの口の中に精液を放つと、その口環の端から、一筋の白い液体がテーブルに滴り落ちました。

「なんだ、もうイっちゃったのぉ。」

「あっああ」

「ダラシ無いわねぇ。まだ半分も試して無いのよぉ。」

見ると、確かに女の足下には、購入候補と思われるバイブの数々が、まだ5~6本以上並んでいました。

「でっでもよぉ」

「デモじゃないわ。あんたが早すぎるのがイケナイんだから、もっと頑張って貰うわよ。」

「ちっしょうがねぇなぁ」

女の稼ぎで生活し、たまに浮気もしている以上、男には女に逆らえない事情がありました。

「仕方ねぇ。」そうイイながらマネキンの髪を掴んで、萎びたチンポをその口に近づけます。

金属の環の中に先端からグッと差し入れ、やがてマネキンの口の中へ。

まるで自動で発動するウォッシュレットの様に、マネキンの舌が男の鈴口を縦に舐め上げました。

「うっうぉぉっ」

明らかに訓練された技術です。フェラチオ慣れもしていました。

コイツ、風俗の経験もあるんじゃねぇか。

男はそう思ったようです。

「あんたも大変だよなぁ。借金でもこさえて、この店に流れ着いて来たんだろうが、こんな思いまでして働かなくちゃならねぇんだもんなぁ~」

マネキンは無言でした。『生き人形』なのだから、口をきけないのは当たり前なのですが、こんな思いまでして働かなければならない女の境遇に、少々同情を覚えた男でした。

「ふふふっ、じゃあ、今度はコノバイブで試して見るわよぉ~」

毒々しい色のバイブがマネキンのオマンコにグググッとねじ込まれます。

「しかし、オマンコって、何度見ても凄いわねぇ~。違う生き物みたい。」

確かに女の言う通りでした。白くネバつく粘液を滲ませながら、腕の太さ程もある巨大なバイブを呑み込んだ女の部分は、まるで深海か宇宙から来たエイリアンの様にも見えます。

それを退治するかの様に、激しくバイブを出入りさせる女。もはやその行為は『試用(モニタリング)』の範囲を超え、サディスティックな加虐プレイへと変わっていました。

「ウフフもっと激しく腰を振ってよがって見てよ。そうそう、もっと淫らにネ。それにしてもアンタ、それでもアタシと同じ『女』なの?同性として恥ずかしいわ。」

あまりの激しいヨガリぶりに、呆れた様な口調で言います。

「勘弁してやって下さい。このマネキンは重度のマゾの淫乱症でして、常時セックスで辱められる事が病気の治療なんです。」

「あら、そうなの?じゃあ、思いっきりヨガらせて上げるわね。」

女はペニスバンドを腰に装着しました。

「一度、こうやって男の人の気持ちになって見たかったのよぉ。」

人間は同性に対して、より残酷に振る舞う事が出来ます。そして、同性によって加えられる屈辱は、異性に加えられるモノより、より屈辱感が強いものです。

『同性に犯される屈辱』に、マネキンの目にも涙が浮かんでいました。

クネるバイブの先端でヴァギナとアヌス、2つの穴を玩ばれながら、大きく腰を振らされ、やがてマネキンは何度目かの絶頂を迎えていたのです。


「お買いあげありがとうございましたぁー」

男女が立ち去った後、再び陳列棚の一角に戻された『マネキン人形』は、田中様によって、元通りのポーズを取らされていました。

「アウッアウウッ」

ボンデージベルトを締め直しつつ、体中をまさぐられる感触に、『マネキン』は声にならない呻き声を上げます。

「ふふそうかそうか、そんなに気持ちいいのか。良かったなぁ。」

通りすがりの、『見ず知らず』の客達にバイブで何度もイかされ、その精液を飲まされる屈辱を何度も味あわされながら、なおも輝くような魅力を失おうとしない『マネキン』に、田中様は改めて満足の笑みを浮かべていました。

「ふふ美しい。お前はまるで、男の精を栄養に若返る『魔性』のようだゾ。美紀」

田中様は、美紀の鼻にフックをかけ、醜く顔を歪ませながら言いました。

「だからこそ美しいからこそ、ますます醜くしてやりたい汚してやりたい。お前の美しさは、ドブの様なハキダメの中でこそ、却って美しく輝くのだ。フフフ」

田中様は、そう言いながら、初めて美紀の口枷を外しました。

「アウッ」

長らくアゴを強制的に開かれていたせいか、うまく歯の根が合いません。

「どうした?言いたい事があれば、言ってみろ」

美紀の鼻の穴にフックの先端を突っ込み、その形の良い鼻を醜く吊り上げながら、田中様はおっしゃいました。

「アッウゥッおお願いですぅもうもう許してください。」

「フフッ、何を言うかと思えば。だいたい散歩から戻って来た時に、『檻の中に戻されるのはイヤだ』と駄々をコネたのは、お前自身じゃ無いか。だから店の方でお前の出来る仕事をやらせてやってるのに、何を今さら。」

「こっこんな事仕事じゃありません。」

「ウチの商品をお買い求め頂くお客様の為に、『試しに使って頂くこと』の、一体どこが仕事じゃ無いと言うんだ。」

「違うんです。私もっとちゃんとした仕事が出来ます。これでも、ウェイトレスをやってますし、アルバイトの経験だって」

「ウェイトレスと言ったって、どうせノーパン飲食店のウェイトレスみたいなモンなんだろう?だったら、今のお前の仕事と大して変わらないじゃないか」

「そんなそんな」

美紀は身体を左右に大きく揺らして、田中様の侮辱に抗議しました。

でも、マネキンを固定する為に壁から伸びたディスプレイ用の金具は、ビクともしません。

逆に豊満な乳房をプルプルと揺らして、田中様の目を楽しませただけでした。

「フフまあ、そう焦るな。」そう言いながら、再び美紀の口に口枷を。

「あぐっウゥゥっ」

美紀は呻き声を上げました。

挿入されたのは、先ほどとは違う『口枷』です。

「ふふ目を白黒させているようだな?教えてやろう。今度のギャグはなぁ、『ペニス・ギャグ』或いは『ディルドゥ・ギャグ』と言って、男のモノを象った太い張り型がマスクの内側についているヤツだ。外見は普通のマスクにしか見えないから、かなり地味な責めなんだが、『口の中にチンポを常時咥えさせられている状態でいる。』のと一緒だから、常時奴隷でいる事を思い知らされる、辛い責めなんだ。フフどうだ。マゾのお前にとっちゃ、『最高の責め苦』だろう?」

「あぐうっむぐっ」

惨めでした。硬質ゴムで覆われた巨大な男根は、噛み切ることさえ出来ません。

『永久口淫(フェラ)』と言う言葉が、不意に浮かびました。


美紀が昔読んだ雑誌に載っていたエピソードの一つで、山賊に誘拐された娘が、処女を守る事を条件に何十人と言う男達の性欲処理をさせられる話です。

最後の男根を処理する頃には、最初の男が回復しているから、娘は永遠にフェラチオから解放される事はありません。

結局、2日間もの間、不眠不休で男達のモノを口で処理させられた後、遂に娘は屈服し、男に自らの処女を捧げる事を誓うようになるのです。確か、そう言う話でした。


「フフだいぶ気に入ってくれたようだな。しかし、お楽しみはこれからさ。実はコイツは特注品でな、普通のペニスギャグには無い、こういう事も出来るんだよ。」

田中様がベルト後頭部のスイッチをカチリと入れました。

途端、信じられない事が起こりました。

ウィィンウィィン

何と、口の中の擬似ペニスが、大きく円を描きながらクネリ始めたのです。

「あぐぅぅっウォガァッ」

苦しい

だが、田中様は笑うだけで、一向にスイッチを切ろうとしません。

やがて

ブーン


今度は下半身の『唇』にねじこまれたバイブが振動を始めました。

「あぐうっむぐっううっ」

 

右、左。腰を左右に揺らしながら、必死になって襲い来る快感に耐える美紀。

「いいぞ、そうやって『淫らな尻振りダンス』をやってろ。そのうち客が来て、本物のチンポを咥えさせてくれる時を待ちながらナ。」

そう言うと田中様は、再び奥のカウンターへと戻って行かれました。

後に美紀を独り残し。

ああこのまま私一体どうなってしまうんだろう。

淫らなオブジェと化した『マネキン人形・美紀』は、絶え間なく襲い来る快感に喘ぎながら、自分の運命を呪うしか無かったのです。

時間はまだ『正午』すら回っていませんでした。